フリマアプリ比較ナビ おすすめはどれ?【メルカリ・ヤフオク!・モバオク!など】

購入手数料、販売手数料の違いについて

インターネットの普及で、個人間での売買が容易になってきた世の中。
フリーマーケットアプリ略してフリマアプリが人気を集めています。

フリマアプリは利用する際に手数料がかかりますが、様々なフリマアプリが誕生していく中で一体どのフリマアプリを利用すれば、手数料がお得なのかが分かりにくくなってきました。

今回はフリマアプリの手数料の違いについてご紹介していこうと思います。



主なフリマアプリの手数料で比較

早速、フリマアプリの手数料の違いをご紹介していきますが、今回はメルカリ、ラクマ、ブクマ!、オタマートの4つのフリマアプリを例に比較していきましょう。

どのフリマアプリもそれぞれ特徴があるので、簡単に手数料の違いだけで決めるのではなく、出品する物や購入する物に合わせて選ぶ事が賢い利用方法ですよ。



フリマアプリのニュースター、メルカリ

これまでのフリマアプリと言えば、ヤフーオークションが有名でした。
しかしヤフーオークションは、月額料金も必要になってくるので気軽に登録して始められるものではありませんでした。

そこでメルカリは登録料や月額料金が無料のサービスで個人出品者のニーズに応えました。
これが爆発的なヒットとなり、以降のラクマやブクマ!、オタマートといったフリマアプリの誕生に繋がっています。メルカリは何でも売る事が可能で、出品ジャンルが決まっていません。

また値下げ交渉が可能な事でも知られていますよね。
フリマアプリと言えばメルカリというイメージが定着しているくらいの知名度は、まさに新時代フリマアプリの代表です。



メルカリの購入手数料

まずはメルカリで購入する時の手数料ですが、クレジットカードでの決済の場合は購入手数料無料です。コンビニやATM、携帯キャリアによる決済の場合は100円が必要になります。



メルカリの販売手数料

次にメルカリで販売する時の手数料ですが、出品するだけなら無料、物が売れた場合は売上の10%が販売手数料として徴収されます。例えば1,000円の物が売れたら、100円が販売手数料ですね。



メルカリのその他の手数料

注意する点として、売上を引き出す際の手数料が必要になるケースがあります。
具体的には総売上金額が10,000円未満の場合に210円の手数料が必要です。

総売上金額が10,000円以上になってから引き出せば手数料は無料になります。
しかし売上を引き出さずにおいておける期間は1年間です。忘れないように注意しましょう。



元が女性専用ファッションアプリ、ラクマ

ラクマは楽天が運営しているフリマアプリです。
しかし前身に女性専用のファッションアプリのフリルとして運営されていたものが統合されたので、出品している商品にも女性ファッションが多い傾向にあります。

その為、女性の出品者が多く、女性の利用者からすると安心感があるでしょう。
ラクマは最近になって匿名配送が可能になり、これから飛躍していく事が期待されているフリマアプリでもあります。



ラクマの購入手数料

ラクマで購入する時の手数料は、クレジットカードでの決済は購入手数料無料。
ラクマ自体が楽天の運営する事業なので、楽天ポイントや楽天ペイでの決済でも購入手数料が無料になります。

メルカリと同じくコンビニやATM、携帯キャリアによる決済の場合は100円が必要になるので注意しましょう。



ラクマの販売手数料

ラクマの販売手数料は、かなりお得になっています。
出品するだけはもちろん無料で、物が売れた場合は売上の3.5%が販売手数料として徴収されます。

例えば1,000円の物が売れたら35円が販売手数料なのでメルカリ等と比べると、その差は65円。金額が大きくなる毎に手数料も大きくなるので、たった65円でも侮れません。



ラクマのその他の手数料

メルカリと同じように、総売上金額が10,000円未満を引き出す場合に210円の手数料が必要です。
余計な手数料を支払わなくて済むように、総売上金額が10,000円を超えてから引き出すようにしましょう。



本に特化したフリマアプリ、ブクマ!

ブクマ!は本に特化したフリマアプリです。

特徴的なのは本の出品をする際にバーコードを読み取るだけで、本の写真やタイトル等が入力される事ですね。
これまでのフリマアプリでは自分で商品の写真を撮影して商品登録をしていたのですが、その手間が無くなっているのでスムーズに出品出来ます。

また購入する時も、出品されている同じ本の最安値を検索してくれる機能が付いているので、お得に本を購入する事が出来ます。

本に特化しているので、本を売ったり買ったりする時には絶対オススメのアプリですよ。



ブクマ!の購入手数料

ブクマ!の購入手数料ですが、なんと無料です。
ただし決済方法が限定されていてポイント支払いか、VISAかMaster Cardによるクレジットカード払いのみです。

コンビニ決済等が不可能な為、少し不便かもしれませんが購入手数料が無料というのは大きいですよね。



ブクマ!の販売手数料

ブクマ!の販売手数料はメルカリと同じように出品手数料は無料、本が売れた場合のみ売上の10%が販売手数料として徴収される仕組みです。



ブクマ!のその他の手数料

ブクマ!では、総売上金額が10,000円未満を引き出す場合に324円の手数料が必要です。
他のフリマアプリより若干高くなっていますので、損をしないように総売上金額が10,000円を超えてから引き出す事をオススメします。



サブカルチャーグッズ専門、オタマート

オタマートは、アニメや漫画、ゲームやコスプレに同人誌といった、いわゆるオタクグッズ専門のフリマアプリです。

オタクグッズを一般的なフリマに出品しても、価値が分かってもらえないので売れにくいのですが、オタマートではオタクグッズに精通した価値の分かる人だけが出品、購入するので売れ行きも良くなります。

このような専門的なフリマアプリは、商品が限定されますが売れ行きが良くなる傾向にありますよ。
オタマートで特徴的なのは、オタマート内で使用出来るポイント(1ポイント=1円)が広告動画を視聴して貯める事が出来るシステムです。

毎日1回のオタマガチャという広告動画を視聴し終わると、ランダムで1ポイントから500ポイントが貰える仕組みです。

毎日オタマガチャを視聴するだけで、実質無料でオタクグッズを手に入れる猛者もいるくらいですよ。



オタマートの購入手数料

オタマートの購入手数料ですが、無料にする条件として全額ポイント支払い、クレジットカード払い、PayPalでの支払いのみです。

それ以外のコンビニやATM支払い、携帯キャリアによる支払いは購入手数料として100円が必要となります。



オタマートの販売手数料

オタマートの販売手数料もメルカリやブクマ!と同じように出品手数料無料、商品が売れた場合のみ売上の10%が販売手数料として徴収されます。



オタマートのその他の手数料

オタマートも総売上金額が10,000円未満を引き出す場合に210円の手数料が必要です。
電子マネーに交換する事も出来て、その場合は10,000円未満で120円の手数料、10,000円以上は無料です。



まとめ

今回はフリマアプリの手数料の違いについてご紹介してきました。
メルカリ、ラクマ、ブクマ!、オタマートは手数料に大きな違いはあまり無かったですね。

ラクマの販売手数料3.5%が飛び抜けていて、他のフリマアプリは軒並み10%でした。
購入手数料もクレジットカード払いをする事で無料になりますし、コンビニ払い等でも100円の購入手数料という点も同じでした。

手数料の差はあまり無いものの、それぞれのフリマアプリには特色があるので自分が出品する、もしくは購入する商品に合わせてフリマアプリを利用すると良いですね。

いくら手数料が安くても売れなくては意味がありません。
フリマアプリを上手に使い分ける事で、廃棄する予定だった物まで意外な金額に化けるかもしれませんよ。